武田君をとりもどそう! 5月29日は法大デモへ!

しかも、その容疑は勾留状によれば、なんと「法政大学が所有し、田中優子が管理するカメラ(時価1万円相当)」が「壊れた」ということである。
この勾留状からみてもわかるように、親告罪である「器物損壊」をデッチあげ、武田君の勾留を可能にしている最大の元凶は現法政大学総長・田中優子その人である!

「暴処法無罪」については、まだ彼女が多摩キャンパスでのんきにリベラルなことを言っていたときのことでもあり、法政大学総体としての冤罪づくりの責任はともかく、田中優子個人は自らの責任ではないと強弁することは可能だった。
内容証明付質問書に関しても、「受取拒絶」は極めて一般常識から外れた行為であるが、あえていえば田中優子は大学総長として不誠実かつ無責任な人間であり、学生の生活と未来を託す価値はないというだけのことである。
だが、今回のことは明白に田中優子が時価1万円(!)のカメラのために学生を売り渡したのである。
仮に!
仮に武田君が本当に壊したとして、弾圧にくる教授には3万円の手当てを支給する一方で、武田君をはじめとした大学の商業化に抗議する学生を監視する1万円のカメラのために学生を警察につきだす法政大学は、完全にその大学としての存在意義を消失している。

※問題になっているカメラ
「黙認」ではなく、「積極的に公安警察と協力する」田中優子は、完全に一線を越えた!
武田委員長が獄につなぎとめられてから、裁判所前でもビラをまいたりもした。
だが、やはり最大の責任者に怒りを叩きつけていかなければならない!
と、いうことで、武田委員長を取り戻すために、文化連盟は法大デモを行います!

5・29☆ゆひまる奪還☆法大デモ
日時:5月29日
午後12時40分~デモ前打ち合わせ
午後13時~14時 麹町署前を通る長めのデモ!
場所:法政大学市ヶ谷キャンパス
法大生を先頭に、すべての学生・労働者・市民のみなさん、集まってください!
武田君も獄中からきっとみてくれる(聞こえる)ぞ! みんなの声を届けよう!

【お知らせ】東京造形大「憲法学」の授業に無罪戦士が登場します
前田朗(まえだ・あきら)

1955年北海道札幌市生まれ。中央大学大学院法学研究科博士後期課程満期退学。東京造形大学教授。専攻は刑事人権論、戦争犯罪論。アフガニスタン国際戦犯民衆法廷実行委員会共同代表。日本民主法律家協会理事。在日朝鮮人人権セミナー事務局長。無防備地域宣言運動全国ネットワーク呼びかけ人。
単著
『鏡の中の刑法』水曜社、1992
『戦争犯罪と人権』明石書店、1998
『平和のための裁判』水曜社、2000年増補版
『戦争犯罪論』青木書店、2000
『人権ウオッチング―“思想膿漏”に御用心』凱風社、2000
『刑事人権論』水曜社、2002
『ジェノサイド論』青木書店、2002
『民衆法廷の思想』現代人文社、2003
『侵略と抵抗 平和のための戦争犯罪論』青木書店、2005
『市民の平和力を鍛える』K.I.メディア、2006
『刑事法再入門』インパクト出版会 、2007
『民衆法廷入門 平和を求める民衆の法創造』耕文社、2007
『軍隊のない国家―27の国々と人びと』日本評論社、2008
『人道に対する罪 グローバル市民社会が裁く』青木書店、2009
『非国民がやってきた! 戦争と差別に抗して』耕文社、2009
『ヘイト・クライム ―憎悪犯罪が日本を壊す―』三一書房労働組合、2010
『なぜ、いまヘイト・スピーチなのか ―差別、暴力、脅迫、迫害―』三一書房、2013
『増補新版 ヘイト・クライム』三一書房、2013
『闘う平和学』三一書房、2014
共編
『無防備地域宣言で憲法9条のまちをつくる』 (自治体研究社、2006)など
授業では、日本の刑事裁判の有罪率<99.9%>の壁を打ち破り、今年2月、晴れて完全無罪を勝ち取った「法大暴処罰弾圧事件」について、お話します。事件の概要や背景、保釈生活や裁判の裏話など、無罪戦士が経験した日本の刑事司法の現実を、ありのままにお伝えする予定です。また現在、大学職員の盗撮カメラを損壊した容疑で不当逮捕されている武田ゆひまる君の事件についても、ご報告します。
弁士は“The Hosei Five”から内海佑一、恩田亮、増井真琴の3名。

前田先生は学外者がどうとか、細かいことは言わないと思うので(笑)、興味のある方は奮ってご参加ください。
とき: 6月4日(水)
じかん: 2時限目と4時限目 (授業名「憲法学」)
ばしょ: 〒192-0992 東京都八王子市宇津貫町1556番地
JR横浜線 相原駅よりスクールバス5分(徒歩15分)

勾留理由開示公判決定。激励メッセージ入りビラ配ってます!
→08bunren.blog25.fc2.com/blog-entry-994.html(新入生のみなさまへ)
法大闘争の大まかな歴史、私たちの考えが書かれています。

メッセージの内容
「屈することなくがんばって下さい!」
「大学が警察に学生を引き渡すなんて許さない!共に闘います」
「他大学からも応援してます。がんばってください!」
激励のメッセージはまだまだ集めてます。
ビラにあるとおり、勾留理由開示公判の日程も決まりました。
5月22日、午後4時からです。傍聴はおそらく抽選になりますので、参加される方は午後3時30分に東京地裁に集まってください。
傍聴席をあふれさせて、武田君を激励しよう!

武田君の早期釈放を!あらためて5・13法大弾圧救援会として
※はじめて訪れた方は、少々長いですが、こちらの記事をお読みいただければ幸いです。
→08bunren.blog25.fc2.com/blog-entry-994.html(新入生のみなさまへ)
法大闘争の大まかな歴史、私たちの考えが書かれています。
武田君の勾留決定と呼びかけ人の拡大をうけて、前記事のものに訂正・追加を加えて掲載いたします。
5月20日
5・13法大弾圧に抗議し、武田雄飛丸君の早期釈放を求めます
法政大学文化連盟
井田敬(上智大学一年)
土田元哉(慶応大学一年)
細田正太(和光大学一年)
吉田耕(神奈川大学一年)
和光大学学生有志
早稲田大学学生有志
5月13日午後5時ごろ、法政大学において文化連盟委員長・武田雄飛丸君に対し、法政大学当局・公安警察が一体となり、「器物損壊」容疑による不当逮捕が行われました。私たちは絶対にこれを許さず、武田君の一日でも早い釈放を求めます。多くの皆様のご理解をいただき、ご協力を願います。
○本件逮捕の不当性
今回の逮捕において、公安警察は「現行犯」だといいながら、その時点では何の「容疑」なのか、具体的なことを一切述べずに武田君を強制的に連行しました(動画→http://www.youtube.com/watch?v=NHxnv62mmiI)。容疑の内容を言えない「現行犯」などありえません。違法・不当な拉致そのものです。
「器物損壊」の中身もデタラメです。法政大学では、弾圧専門の職員が大学に批判的な学生の行動を日常的に監視・撮影しています。この「業務」は、その法的根拠や責任部署、行っている職員の氏名・所属など、一切明らかにされません。そればかりか、武田君の処分撤回をめぐる裁判においては、法政大学はこの業務について「不知」(法律用語で知らない・無関係)であると主張しています。本件ではそのために使っていた「法政大学が管理し、田中優子が所持するカメラ(時価1万円相当)」が武田君によって「壊された」としていますが、このような矛盾した、不当な業務のための物品が法律による保護の対象になるわけがありません。
また、親告罪である「器物損壊」容疑は、当然、法政大学が「被害届」を提出しなければ成立しません。つまり、法政大学は弾圧専門の職員まで雇っている一方で、「時価1万円相当のカメラ」が「壊された(疑い)」をあげつらって「大学自治」を踏み破って武田君を公安警察に売り渡したということであり、かつての戦争に大学が動員されたことへの反省から憲法に書き加えられた「学問の自由」の基本理念を踏みにじっているのです。
○不当逮捕の背景、法政大学における一連の学生弾圧
法政大学では2006年以来、大学における学生への管理強化・大学の商業化をめぐって、8年間にわたって延べ126名の逮捕者がでており、停学・退学など重処分者は13名にのぼっています。武田君自身、2010年に法政大学に入学して以来、そのような大学の惨状を憂いて行動に立ち上がり、法政大学より「無期停学」処分を受けている学生の一人です。
このような状態は「戦争させない1000人委員会」に所属し、秘密保護法や原発に公式に反対の声を上げている田中優子氏が総長に就任した今もいっさい変わっていません。それどころか、田中優子総長は4月の間に文化連盟が提出した内容証明付申入書を5度にわたって「受け取り拒絶」するなど、一切の対話を拒否し、ついに今回、「被害届」を提出し、武田君を積極的に公安警察に売り渡したのです。彼女の本当の立場はあまりにも明白です。
法政大学のあり方は今の社会の縮図です。職場やキャンパスで声をあげることができないのに、いったいどうやって戦争をとめることができるのでしょうか。労働者の命が安く使い捨てられ、被爆労働が容認されることで成り立ってきた原発が、奴隷的な労働条件と一体であるように、理不尽だと感じても声をあげられない大学は、「不都合」な学生の排除と一体です。
法政大学文化連盟が中心となって、今年4月25日、「処分撤回」を掲げたデモが行われ、法政大学に日本全国・首都圏のさまざまな大学の学生が結集し、法大生の多くの飛び入り参加もあり、大成功を収めました。今回の弾圧は運動の発展に対する、法政大学当局・公安警察による「報復」であり、だからこそ文化連盟委員長であり、法政大学の学生運動における中心である武田君への不当逮捕が行われたのです。今回の不当逮捕は、処分を受けてもなお屈さずに行動する武田君への弾圧を通した、すべての学生への見せしめであり、絶対に許すことはできません。
また、今年2月27日、5年間にわたる裁判の末、法政大学の看板を「壊した」とされた「暴処法」裁判において文化連盟の無罪が確定しました。法政大学は自らが冤罪をでっち上げたことが法的に確定しているにもかかわらず、8ヶ月にわたって長期勾留された学生たちに一切謝罪せず、完全に開き直っています。法政大学はそのような態度をとる一方で、またしても武田君を公安警察に売り渡しているのであり、許すわけにはいきません。
○救援活動へのご理解・ご支援のお願い
私たちは、武田雄飛丸君の一刻も早い釈放を求めて、全力で活動します。ご賛同いただけましたならば、カンパやビラ配りなど、ご支援いただければありがたく思います。よろしくお願いします。
カンパ送付先:みずほ銀行
口座名 法政大学文化連盟
市ヶ谷支店番号207
口座番号2017393
※カンパの使い道は、武田君の救援のために使わせていただきます。超過した場合は、武田君の処分撤回裁判への裁判資金にさせていただきます。
※興味を持ってくださった方は、「法政大学文化連盟」(http://08bunren.blog25.fc2.com/)および「3・14法大弾圧を許さない法大生の会」(http://hosei29.blog.shinobi.jp/)をチェックしてみてください。
最後に。文化連盟に届いた激励メッセージを紹介します。
宮城学院女子大の学生
先日行われた4.25集会は私たちを取り巻く環境に風穴を開ける行為だと感じます。
5.13の武田雄飛丸さんの不当逮捕は許される物では有りません。断固抗議致します。雄飛丸さんの解放をいのっています。早期解放を目指し連帯しましょう!頑張ろう!
九州の市民
こんにちは。
みなさまのご活躍は九州に住んでいるわたしのもとにも伝えられています。
武田ゆひまるくんの早期奪還を願い、イラストを描きました。
素敵なお名前と思い、拝借し、自らのキャラクターの名に入れていました。
微力ではありますが、みなさまの活動を応援しています。
ともにがんばりましょう。
※この方からは画像も送られてきました。ありがとうございます(__)

激励メッセージまだまだ募集しています!(書いてくださる方はぜひbunren08@yahoo.co.jpまで)。
武田君を、返せ。
※はじめて訪れた方は、少々長いですが、こちらの記事をお読みいただければ幸いです。
→08bunren.blog25.fc2.com/blog-entry-994.html(新入生のみなさまへ)
法大闘争の大まかな歴史、私たちの考えが書かれています。
5・13法大弾圧に抗議し、武田雄飛丸君の早期釈放を求めます
5月14日
法政大学文化連盟
5月13日午後5時ごろ、法政大学において文化連盟委員長・武田雄飛丸君に対し、法政大学当局・公安警察が一体となり、「器物損壊」容疑による不当逮捕が行われました。私たちは絶対にこれを許さず、武田君の一日でも早い釈放を求めます。多くの皆様のご理解をいただき、ご協力を願います。
○本件逮捕の不当性
今回の逮捕において、公安警察は「現行犯」だといいながら、その時点では何の「容疑」なのか、具体的なことを一切述べずに武田君を強制的に連行しました(動画→http://www.youtube.com/watch?v=NHxnv62mmiI)。容疑の内容を言えない「現行犯」などありえません。違法・不当な拉致そのものです。
「器物損壊」の中身もデタラメです。法政大学では、弾圧専門の職員が大学に批判的な学生の行動を日常的に監視・撮影しています。この「業務」は、その法的根拠や責任部署、行っている職員の氏名・所属など、一切明らかにされません。そればかりか、武田君の処分撤回をめぐる裁判においては、法政大学はこの業務について「不知」(法律用語で知らない・無関係)であると主張しています。本件ではそのために使っていたカメラが「壊れた」とされていますが、このような不当な業務のための物品が法律による保護の対象になるわけがありません。
○不当逮捕の背景、法政大学における一連の学生弾圧
法政大学では2006年以来、大学における学生への管理強化・大学の商業化をめぐって、8年間にわたって延べ126名の逮捕者がでており、停学・退学など重処分者は13名にのぼっています。武田君自身、2010年に法政大学に入学して以来、87単位をとっていましたが、そのような大学の惨状を憂いて行動に立ち上がり、法政大学より「無期停学」処分を受けている学生の一人です。
このような状態は「戦争させない1000人委員会」に所属し、秘密保護法や原発に公式に反対の声を上げている田中優子氏が総長に就任した今もいっさい変わっていません。それどころか、田中優子総長は4月の間に文化連盟が提出した内容証明付申入書を5度にわたって「受け取り拒絶」するなど、一切の対話を拒否し、ついに今回、「被害届」を提出し、武田君を積極的に公安警察に売り渡したのです。彼女の本当の立場はあまりにも明白です。
法政大学文化連盟が中心となって、今年4月25日、「処分撤回」を掲げたデモが行われ、法政大学に日本全国・首都圏のさまざまな大学の学生が結集し、法大生の多くの飛び入り参加もあり、大成功を収めました。今回の弾圧は運動の発展に対する、法政大学当局・公安警察による「報復」であり、だからこそ文化連盟委員長であり、法政大学の学生運動における中心である武田君への不当逮捕が行われたのです。今回の不当逮捕は、処分を受けてもなお屈さずに行動する武田君への弾圧を通した、すべての学生への見せしめであり、絶対に許すことはできません。
○救援活動へのご理解・ご支援のお願い
私たちは、武田雄飛丸君の一刻も早い釈放を求めて、全力で活動します。ご賛同いただけましたならば、カンパやビラ配りなど、ご支援いただければありがたく思います。よろしくお願いします。
※カンパの使い道は、武田君の救援のために使わせていただきます。超過した場合は、武田君の処分撤回裁判への裁判資金にさせていただきます。
※興味を持ってくださった方は、「法政大学文化連盟」(http://08bunren.blog25.fc2.com/)および「3・14法大弾圧を許さない法大生の会」(http://hosei29.blog.shinobi.jp/)をチェックしてみてください。
4・25集会に関する報告…と弾劾声明!
※初めて来られた方は、http://08bunren.blog25.fc2.com/blog-entry-994.html(新入生の皆さまへ)も少々長いですが、併せてお読みください。大体の背景と歴史が書いてあります。
※記事が遅れたことで、武田委員長への不当逮捕の件もセットになってしまいましたが、どうかご容赦くださいm(__)m
遅ればせながら、4・25法大解放総決起集会についての報告をさせていただきます。4・25法大解放総決起集会は、今までにない成功を収めました。支援・共闘の皆様、参加した学生・市民の皆様、特に集会に参加していただいた法大生の皆様に、厚く御礼を申し上げます。
本集会において、我々の獲得したものは非常に豊かで大きなものがあります。まだ過程であり手段の一つであったことに過ぎませんが、3つに集約すべき総括です。
第1の勝利は、法大生の決起が具体的に現れたことです。当局はこれを恐れて外濠門を封鎖する予告を出しましたが、結果的には学内から集まってきた法大生の群衆によって封鎖を貫徹することができず、平常通りに門が開かれていたということです。これは明らかに我々の力を超えた出来事ですので、その場にいた法大生全員が力を持っていることの裏返しです。すべて法大生の力です。さらに言えば、文連の隊列との距離感も縮まり、最もいざこざになりそうな時に接近するという関係性も、明らかに学内で流動化が始まっていることを意味するでしょう。また、サークルでこの集会を見に来るように打ち合わせた、というところまで存在し、小なりとは言えサークル員の信頼を勝ち取れたということも着目すべき点です。
そして、集会終了後のデモにおいて法大生による飛び入りがかなりの数出ました。おそらく06年3・14弾圧直後の集会以来の出来事です。内部的なことを言えば「一の決起を」生み出すものであったため、そう言う意味では予想を超えた大きな成功を収めたと言えます。また、この日の行動はツイキャスでも同時配信され、8000を超える人々が注目しました。
第2の勝利は、首都圏を中心にして新たな世代=新入生が続々と参加し、党派という垣根を越えて本集会に来ているということです。言葉通り、多数の大学からの参加者があり、その大半は新一年生です。当の法大からも多数がデモに参加し、交流会にも参加しました。そして、08年の世代、苛烈な弾圧の中で、文化連盟とは違う路線を立てればうまくいくのではないか、という立場に立って闘い抜いたような人たちも、もう一度文化連盟の隊列に戻って、一緒に声を上げるという事態が起きていることも着目しなければなりません。
我々は、当局が最も恐れていることを成し遂げたのです。
第3の勝利は、田中優子などをはじめとする似非リベラル学者のペテン性を暴くトリガーとなっていることです。既に法大的には彼女のペテン性は暴露されている訳ですが、一応世間的にはリベラルで通っています。このリベラルが法大の学内で通じないことを世間に示していくことは、反原発・反戦運動を盛り上げていく中で非常に重要な意味を持ちます。
実践のないリベラルなものは、一切力を持つことはありません。田中優子と比べれば、はっきり言って在特会みたいな右翼の方がよっぽど力を持っています。何はともあれ一応行動しているわけですから。リベラルな言辞を語りながらも現場でそれを実践しない輩に、決して体制変革はおろか、構造改革すらできないでしょう!
本集会とデモ後、立憲デモクラシーなるものの集会が法大内で行われました。とはいえ、参加者のレベルで「ひどい」と言わしめるほど空虚な内容であったことは、田中優子を始めとする似非リベラルの力の無さを物語るひとつの根拠でもあります。
闘いはまだまだ続きます。次は学祭に関する攻防になります。向こうはキャンパス工事にかこつけて学祭の縮小、最悪の場合学祭をやらないというところまで踏み込んでくることは明白です。今、「学祭実は無能」という言葉で表現されていますが、その無能である所以は当局と一体となってサークルの声を無視しているからです。故に、今度の学祭説明会において、今ある学祭実を否決・不承認を行い、学生自らの手によってサークルの声によって動く学祭実を再建する必要があります。そこへ向けて突っ込んでいく所存でありますので、これからもよろしくお願いいたします。
そして、本日5月13日、4・25集会の報復とも言える弾圧が我々に対してかけられました。17時22分ころ、当連盟委員長の武田雄飛丸が器物損壊罪のでっち上げで逮捕されるという事態が起こりました。当連盟はこれを決して許さず、これを弾劾します。
本弾圧はかなり不透明な部分の多い弾圧です。関わった公安刑事どもは警職法をわきまえているのかが甚だ疑問です。
罪状なるものは器物損壊(法大当局の盗撮用カメラを破壊したということらしい)の現行犯とのことですが、向こうに被害が出ているのかどうかすら怪しいわけです。
①あまりにもずさんすぎる状況
彼が逮捕されたのは外堀公園の逓信病院を飯田橋駅方面にやや越えたあたり(街宣を行なっていた法大外濠校舎から少なくとも100m以上離れた場所にある)です。そこまで法大の職員がついてきてそこで抗議をし、カメラが壊されたというのなら話は全く違ってきますが、そのような事実はないわけです。その上、初めは任意同行(つまり、「任意」なので拒否しても犯罪にはならず、警察が逮捕等をちらつかせて同行を強制した場合は警察側を訴訟することもできる)を求めるような口ぶりで接触してきたわけですから、本来は公安警察側が法的に問われなければなりません。この状況証拠だけでも不当逮捕であると言い切れます。
そして同時に、敵の脆さを示しています。本来なら見せしめ的に門前で逮捕することで、向こう側は「一般」法大生や我々をビビらせ、運動を破壊していく端緒にしていくこともできたはずです。それが今回は法大生のあまり目に見えないところでコソ泥的にパクっていくという手段を取ってくるあたり、4・25集会に追い詰められた国家・当局の姿なのではないでしょうか。
※ちなみに武田委員長の逮捕直前の動画
②田中優子は何を考えてリベラルを語るのか。
改憲反対・脱原発・秘密保護法反対・・・一見リベラルな言辞を弄している彼女はもはやリベラルではありません。そもそも法大当局の通報によって公安が来た(※)ということ自体、彼女のペテン性を表しているでしょう。目の前で政治弾圧とも言える出来事が起きているのに足元を見ないでリベラルをのたまう・・・いえ、政治弾圧を呼び込んでいるその姿勢を糾弾します。外ではリベラルを説きながら、今の法大の現実に加担している田中優子の方が、むしろ重い罪状を背負っていると考えます。

さきも言いましたが、嘘をつく輩には改革すらできません。せいぜい転向して当局のお先棒を担ぎ、あとの時代になって戦犯扱いされるのがオチです。1945年の前と後で、戦犯として職場やキャンパスから追放された人間の共通している点は、戦時中からずっと嘘を吹き込み、それに反する人間を弾圧してきたという点に尽きるでしょう。 そのような人間が周りの怒りを買い、追放されていった歴史があるのです。
③武田雄飛丸早期奪還を訴えます!
今年は非常に熱い年です。4・25では飛び入り法大生が出現し、その前からも着々と地熱は高められています。この法大の息吹を今年最も感じ取ったのは遥か遠く沖縄の学生たちです。去年は弾劾声明を書いている最中(逮捕の日)に帰ってきて書記長と副委員長を連日寝不足にしてくれましたが、今年も是非そうしようではありませんか!激励メッセージをどしどし送りましょう(書いてくださる方はぜひbunren08@yahoo.co.jpまで)。
詳細は申せませんが、明日から救援対策会議を立ち上げます。そして、明日以降から昼休み中延々と法大当局を糾弾し続けます。平日ですが、首都圏・法大の学生はぜひご参集を!委員長を早期に奪還し、学祭実とサークル団体と学生自治を蘇らせ、処分を撤回させましょう。
田中優子は出てこい!
最後に、当連盟は委員長武田雄飛丸の処分を撤回する裁判等々で財政的にかなり厳しい状況にあります。現在の経済状況から非常に苦しい中ではありますが、カンパ等のご支援をよろしくお願いいたします。

法政大学文化連盟執行部一同
当記事文責:書記長