6月29日はいよいよ処分撤回裁判判決!

 2015-06-25
 タイトルの通り、いよいよ今月29日、11時半より東京地裁419号法廷にて処分撤回裁判判決が行われます。この裁判は2012年に無期停学処分を受けた現文連委員長、武田雄飛丸の処分撤回を求め、約二年間かけ闘われてきたものです。

ゆひまる

*彼です

 処分の背景には06年以来、法政大学において立て看、ビラまき規制をはじめとする規制管理強化による学生自治破壊が進行し、これに抗議する学生を法大当局が公安警察と一体で弾圧してきた経緯があります。しかし武田君をはじめ、私たちはこれまでにのべ126名の逮捕者、34名の起訴者、13名の重処分者をだしながらも、「一人の仲間も見捨てない」「教育の民営化粉砕」をスローガンに不屈に闘い続けてきました。そしてこの闘いは法大当局が学生弾圧の大義名分として「営業権」を掲げた事に象徴される様に、90年代以降本格化した大学の新自由主義化との闘いでもあります。

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*弾圧職員(通称ジャージ部隊)に暴行された学生

 武田君が処分された12年も、法大当局により全面飲酒規制を中心とする自主法政祭への大幅な規制強化が打ち出され、これを「学生の代表」である筈の自主法政祭実行委員(以下学祭実)が学生に一言の断りもなく受け入れました

 また大学総体をめぐる状況としては、「3・11」から一年を経て福島原発事故の深刻な被害が明らかになっていく中、政府や電力会社におもねり「安全キャンペーン」を流布する御用学者の存在「原子力ムラ」としての大学の在り方が、社会的な非難にさらされていました。にも関わらず法政大学は学生の反原発運動を弾圧する一方、放射線影響研究所の理事長の大久保利晃を招き、低線量被曝、内部被曝軽視の講座を行ったのです。放射線影響研究所とは日米両政府が運営する原子力推進機関であり、あの「検査すれども治療せず」で悪名高いABCCの後継機関です。大久保利晃自身も福島原発事故後、郡山市の原子力災害対策アドバイザーとして、政府の福島切り捨て政策の最先頭に立っている、いわば札付きの御用学者です。

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*大久保利晃

 こうした法政大学の状況に対し、当時二年生だった武田君は学内で最先頭で声をあげ、御用学者弾劾行動と一千名が参加した10・19学祭規制反対集会を牽引しました。

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10・19集会の様子

 彼への無期停学処分は正にこれにたいする反動として行われたのです。処分の理由は大きく分けて次の3つです。(詳しく知りたい方はこちらの方で処分通知書の原文も載せています。 http://08bunren.blog25.fc2.com/blog-entry-928.html )



・12年10月6日に人間環境学部で行われた大久保利晃の講座への「授業妨害」


・同年10月21日に学祭規制反対を掲げた集会をキャンパスで行った事による「業務妨害」


・学友や教職員への「迷惑行為」



 どれ一つとっても許しがいたい処分理由です。ここでいわれている「授業妨害」とは、武田君が大久保の講座を聴講した上で、批判しようとした所、スクラムを組んだ教職員に教室への入室を阻止され、その場で抗議した事を指しているのです。授業を受ける権利を妨害されたのはむしろ武田君の方です。

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武田君の入室を阻止する教職員達

 また学際規制反対集会を「業務妨害」等としていますが、ここで言われている「業務」とは昼休みの集会を禁圧する為だけに、法大当局が理由すら説明せずキャンパスを封鎖した事です。これのどこが大学の業務なのでしょうか?法大当局はこの封鎖体制が千名の学生の結集によって実力で粉砕された事をもって「業務妨害」だと主張しているのです。

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キャンパス封鎖を乗り越える学生

 「迷惑行為」なるものも、上記の様な法大当局の学生弾圧に対する武田君の抗議をそう表現しているに過ぎません。また「学友」とは学祭実を指しており、彼らは当局に屈服し、学祭規制を受け入れると同時に、去年まで学祭説明会への参加を認めていた武田君ら文化連盟=規制絶対反対派のメンバーを、当局と一体になって排除しました。学生を裏切り、自らを排除する学祭実に武田君が抗議するのは当然の事です。

学祭実
スクラムを組んで武田君を排除する学祭実

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文連、全学連以外の多くの学生も学祭実不信任を呼び掛けた

 このように武田君への処分には徹頭徹尾、学生の声を無視し、抗議する学生には「迷惑行為」「業務妨害」だとして弾圧して恥じない法大当局の姿勢が示されています。私たちはこの処分を撤回させるべく、裁判闘争を闘い、「無期停学」処分は「適法かつ有効」「社会通念上合理的なもの」とする法大当局の主張をを粉砕する決定的土台を築いてきました。以下太字は過去記事からの引用になります。(詳しくはこちらの裁判報告記事まとめを読んでください。 http://08bunren.blog25.fc2.com/blog-entry-1042.html 


第一に、処分は学生弾圧機関である学生センターが主導して行われたものであるということだ。国際文化学部教授会はただその指示に盲目的に従い、武田君の声には一切耳を貸さず、なんらの主体的判断、行動をとらないまま、弾圧に与したあげく処分に踏み切った。他方で学部長の鈴木靖は日常的な入構チェックや盗撮、尾行やビラの回収といった弾圧や公安警察の監視について「全く知らない」と答えた。死んで欲しい。

 第二に、学祭実の腐敗と裏切りを大きな焦点にしたことだ。09年以降当局による買収が進み、規制の尖兵となってきた学祭実は、12年には文化連盟を排除し、武田処分を当局に要請するにまでに成り下がった。今回明らかになったことは、武田君を先頭とした我々の闘いが、御用学生団体である学祭実の在り方を左から揺さぶり、彼らを崩壊寸前にまで追い込んでいたということだ。だからこそ当時の学祭実委員長・宇田川裕史は追い詰められ、処分要請という暴挙に出たのだ。

 第三に、原発翼賛大学としての法大の姿を暴ききったことだ。学部長の鈴木靖は武田君が放影研理事長・大久保利晃を弾劾した事について「大学の名誉を著しく傷つけた」と述べ、さらには「大久保が御用学者として社会的に批判されていることを知っているか」という武田君の尋問に対しては、「先生は国際的に活躍されている」「内容が妥当かはどうか関係ない(!)」などと言い放った。挙句の果てに当日の人間環境学部による異例の当該学部生以外の立ち入り禁止措置と学生証チェックの理由、正統性については「他学部のことだから分からない」などと発言。要は彼は理由も分からない自分の教え子の授業からの排除に抗議するばかりか、それに異を唱えた本人を「授業妨害」として処分したという事だ。これの一体どこが「教育的」処分なのだろうか。こんなやつが教育者面することを我々は絶対に許さない。



 この様に教授会自治や学生自治が形骸化する中、ひたすら理事会であり法大当局の意向に沿って、声をあげる武田君を教授会、御用学生団体、学生センターの三位一体で弾圧し続けてきた事が暴露されました。最初から「処分ありき」だった訳です。

 また原子力ムラとしての大学の具体的な姿も暴かれました。反原発運動を弾圧し、反対言論を封殺した上で、御用学者に「授業」を行わせ、それをあたかも大学の権威で公正中立かの様に装って、学生に「安全キャンペーン」をすり込んでいく…この様な法政大学に象徴される大学の在り方こそが「原発安全神話」であり「放射能安全神話」を支えているのです。


教職員を動員し、傍聴券独占を図る法大当局。ワタミと同じ手口

 今、安倍政権の元でこうした「原子力ムラ」としての大学を成立させてきた在り方がそのまま「軍需産業ムラ」としての大学を生み出そうとしています。昨年の7・1閣議決定を一つの出発点とする安倍政権の戦争と改憲への突進の中で、大学もまたこれまでの一線を超えて、変質しようとしているのです。東大の軍事研究解禁に象徴される軍事研究協力へ流れが、過去最大の軍事予算の計上と、一方での教育予算の削減の元、作られつつあります。また文科系や教員養成系科目の廃止といった「金にならない」あるいは「お国の為にならない」学問の切り捨てが打ち出され、経済的徴兵制の導入まで提言されています。「武器」輸出も「防衛装備」と名を変えて解禁され、ODA(政府の途上国援助)に他国軍の支援も明記されました。安倍は「戦争できる国づくり」の一貫として、兵器産業を振興させ、日本経済のカンフル剤にしようとしているのです。その為に大学の軍事研究、戦争協力が狙われています。

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 今こそ私たち学生は、キャンパスから立ち上がり、大学を安倍や大ブルジョワジーの手から取り戻さなければなりません。武田君の処分は確かに3年前の出来事です。しかし彼の処分に象徴される法政大学の在り方こそ、原子力ムラとしての大学であり、大学の軍需産業ムラ化の根拠であり、大学の戦争協力の実態です。公安警察を導入した弾圧で学生自治も教授会自治も叩きつぶし、理事会独裁の元で、御用学者を招き入れ、声をあげる学生を処分する。戦前も正にこうした過程を経て、大学としての究極の死=学徒動員まで行き着きました。だからこそ武田君処分撤回の中には、こうした歴史の乗り越え、安倍の戦争政治を大学から粉砕する展望が詰まっています。

 一人でも多くの方に処分撤回裁判への結集を呼びかけます!!共に武田君を法政大学に取り戻し、法大闘争の爆発を通じて、全国に闘う学生運動を蘇らせましょう!!大学から社会を変え、戦争を止めよう!!

のんのん

日時:6月29日11時半
場所:東京地裁419号法廷




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【2015/07/03 01:16】 | # | [edit]












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Author:文化連盟
1959年創立の法政大学サークル連合。2008年3月に非公認化。活動理念は「自主文化創造」。本業のサークル活動に邁進しつつ、2006年3月14日以来延べ126名の逮捕者、34名の起訴者と13名の処分者を擁する監獄大学爆砕へと学生運動も同時並行。直接行動系。ゆとり世代代表。愛は強し。

2012年5月31日、東大ポポロ座に続き暴処法を粉砕し無罪を勝ち取る。もはや敵なし。俺たち最強。

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