つれづれなること 2

 2008-08-08
 社会は、様々な人間の集まりである。

 ゆえに、社会には様々なニーズに応えるために、また社会そのものの維持のために、様々な役割を持った施設が当然必要となってくる。パチンコ・ゲームセンター・映画館・公園・住宅・図書館・会社・農業(畑)・軍事基地・学校・港・・・。全て社会にとって必要なものであり、それぞれが社会に対して担うべき役割を持って設置されている。

 社会内の施設は、それぞれの役割を持っている。

 最近、法政大学では中核派の人間を中心として二年間で88名の逮捕者を出している。そのほとんどが「建造物不法侵入」容疑でのものである。刑法130条の前部分に定められている法律であるが、その内容は、要点だけ言うなら「他人の看守(管理)する住居などの建造物に正当な理由なく進入した場合、これを罰する」というものである。

 ここで、最初に書いた、社会において施設は一つ一つ役割を持っているという話とからめたい。
 大学は、いったい社会にどのような役割を担わされて存在しているのか、ということである。これは議論をする必要もないほど明確なことであろう。大学が社会に対して責任を持って行うべきことは、学問の自由の堅持および次世代の良識ある人間の輩出という社会全体の質の再生産・向上である。そこには当然その目的に伴う諸権利(表現の自由等)の堅持も含まれてくる。ゆえに、法政大学に関わらず、大学は、そしてその管理者はそのことを理解して運営しなければ大学を本当の意味で「管理」していることにはならない。理念無き組織はただの利権機関へと成り下がり、社会の足を引っ張る存在となる。そのことは歴史が証明している。中核派と同じである(私個人は今の中核派はそうだとは思っていないが、80~90年代の法政大学の学生運動史を見れば、そういわれて当然だろう)。

 思ったことをつれづれなるままに書いたため話が変なほうに飛んだが、要するに、現在の法政大学の理事会は大学を「管理」などしていないのだ。大学は学問の自由の堅持と良識ある人材の育成のためにあらゆる思想・信条を受け入れなければならない。中核の過去はいろいろあるが、今彼らが何をしたのか?思想・信条の自由が保障されているはずの場所に自分達の主張をしに行っただけではないか。少々アジテーションが長引いて授業時間に食い込むことは多々確認されているが、授業真っ最中にいきなりやってきて教授を追い出してアジっているわけではない。何がそんなに問題なのか。裁判を傍聴すると、検察側はアジテーションをするためだけに学内に入ることは正当な理由にあたらないとしているが、そんな言い分は先ほどから何度も記している大学の役割と照らし合わせれば空虚でしかないのは明らかだ。彼らが軍事基地や図書館へその目的で入ったら「建造物不法侵入」としていいとは思うが、彼らが入ったのは大学なのだ。今現在、法政大学への建造物不法侵入容疑で拘束されている者および法政大学に入ろうとした際にガードマンに攻撃され、反撃したら暴行の容疑で拘束された者はただちに釈放されるべきである。彼らを拘束することは、理事会が自ら自分達の管理能力の無さをあらわにしていることを意味する。無能な者たちが上層部にいては困る。現理事会は日本社会の長期的な発展を損なうことは間違いない。本当の国賊は彼らである。

                             文責 文化連盟執行委員会委員長 齋藤郁真
コメント
「アジテーションをするためだけに学内に入ることを認めろ」っていうのは無理でしょう。教授を「中年」とおちょくるのはいいけど、この要求は子供じみてるよ。
【2008/08/08 14:15】 | 法政OB #- | [edit]
大学というのは、思想を錬磨する場でもあります。思想を錬磨するというのは、あらゆる思想が切磋琢磨し合い、教員・学生の相互批判の中で達成されるものです。

思想にも様々ある。沈思黙考して内観する思想もあれば、実践的に社会と切り結ぶ思想もある。どちらが正しくて、どちらが劣っているという事は有り得ない。必要な事は、お互いが切磋琢磨しながら、それぞれの思想を発展させていく事です。

しかるに、今、法大当局は、特定の思想を排除・抹殺しようとしている。これは、秦の始皇帝が行った焚書抗儒と何ら変わらない。あるいは、戦前の滝川事件その他の学問弾圧と一歩も違わない。

そして、そうした言論弾圧を行う国家や組織が長続きしたためしもない。ましてや、真理探究の場であり思想を錬磨する大学という場においては、自殺行為とも言える所業だ。

僕は、今さら法大当局に改悛を促す気は毛頭失せている。法大を真の学府として奪還する力は、真理を真剣に探求する法大生諸君の中にしかありえない。文化連盟の諸君が、その最先頭で闘っている事に、熱い連帯の意を表したいと思います。
【2008/08/08 15:12】 | 現役 #- | [edit]
不法侵入と学問の自由は関係ないだろ
母校で学べばいいわけで中核派はそれぞれ自分の大学でがんばってりゃいい
よその大学で学ぶ自由があるわけないだろ
だったら法政大学に金払えや
【2008/08/08 21:50】 | 意味がない #- | [edit]


>よその大学で学ぶ自由があるわけないだろ

この人、学問について全然分かってないのね(笑)。

あのね、何のために「学会」なんてのがあるの? どうして他大学との「共同研究」ってのがあるの? 一大学の研究では、どうしても限界があるからなのですよ。

法政大学なんて、日本全国・世界全体に数多ある大学の一つに過ぎないでしょ? そんなちっぽけな所での研究なんて、自ずと限界があるわけ。だから、学会の存在もあるし、共同研究というものが必要なのよ。そして、法大でも学会の会合なり、共同研究なりで他大学の研究者を招いてるでしょ? やってないなら、もはやアカデミズムを放棄したとしか考えられないんですけど(笑)。

学生でも、事情は同様なのです。法大は比較的大きな大学であるとはいえ、全国300万学生の中の、ほんの一握りを構成するに過ぎません。また、法大の伝統というか、特殊性というものもあるから、どうしても思想を錬磨するためには限界が生じる。だから、他大学の学生との交流というのが必要になるのですよ。全く違う思想や環境の下にある人々と交流し、議論し、切磋琢磨する中で、思想は発展していくのですから。

もし、それを禁じるというなら、せっかく未来に優秀な研究者に成りうる人材を、みすみす失う事になりかねない。研究者に限らず、確固たる理念をもった人材を社会を送り出す事を放棄するに等しいのです。それは、教育という行為を否定するに等しい。

トーマス・クーンの『科学革命の構造』という本に出てた話だと記憶しているのですが、アメリカの大学で、ジャンルも所属も違う雑多な研究者達がワイワイガヤガヤと様々な議論をしている中で、もの凄い研究成果を挙げる研究者が続出した。そして、そうした人々は地方の大学に招請されるんだけど、その途端にロクな研究成果を出せなくなったというエピソードがある。要するに、様々な異質な要素がぶつかり合うことで新たな発見が生み出されるのです。今の法大は、そうした科学の発展、思想の進歩を自らの手で絞殺しているのですよ。僕は、そこを問題にしているのです。

もっとも、学問の発展に興味がなく、単に他大学の人間が学内に入る事だけに関心がある人には無用の議論だとは思いますがね(笑)。
【2008/08/08 23:58】 | 現役 #- | [edit]
他大学に他のことをしにきたから捕まったんじゃない?
【2008/08/10 00:43】 | #- | [edit]












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プロフィール

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Author:文化連盟
1959年創立の法政大学サークル連合。2008年3月に非公認化。活動理念は「自主文化創造」。本業のサークル活動に邁進しつつ、2006年3月14日以来延べ126名の逮捕者、34名の起訴者と13名の処分者を擁する監獄大学爆砕へと学生運動も同時並行。直接行動系。ゆとり世代代表。愛は強し。

2012年5月31日、東大ポポロ座に続き暴処法を粉砕し無罪を勝ち取る。もはや敵なし。俺たち最強。

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