言論弾圧(検閲&回収&責任者の処分&発禁)された世論研の大学批判記事3

 2008-08-23
 法政一高跡地を巡り周辺住民とトラブル

 同じく一高がらみの話題になるが、これは是非とも、読者諸氏には一読願いたい記事である。言うなれば「トップ」記事だ。法政一高は今年から、法政大学第一中学と合併し、「法政大学中学高等学校」として新天地にて幸先の良いスタートを切った、と言いたいところだが実はそうでもない。「立つ鳥跡を濁さず」ならぬ「立つ鳥跡を濁す」とでも言おうか。ことの顛末はこうだ。旧一高、一中の跡地を周辺住民と充分な話し合いを行わずに独断的にマンション業者に高値で売り渡したのである。
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旧一高は、吉祥寺の住宅街にあり、周辺は「第1種低層住宅専用地域」となっている。法政の敷地には一高、一中といった「学校」があったため「第1種中高層住宅専用地域」指定となっており、マンション業者に売り渡しても法律的には「違法」ではないものの、周囲が「低層住宅」地域なのだから当然、周辺住民の了解を得るのが筋だろう。そうでなくとも、60年の長きに渡り近所付き合いをしてきた周辺住民に対して、他人行儀な態度をとるのは情義に悖ることこの上ない。一切の説明も相談もなく、業者に売り渡したのが天下の学校法人法政大学とは、世も末だ。これを「金儲け」と言わずして何と言う。人間恩を忘れたらおしまいだ。平林総長以下理事会は恥を知るべし。当会は、このような人物を総長に仰ぐ我らの不幸を嘆く。

法政史に残る大事件、3・14弾圧
 
これまでは対外的な視点で改革を見てきたが、ここからは学内に目を移す。学内で行われている「改革」は「弾圧」であり、法政大学史に残る汚点であり、法政の名を地に落とす反逆的大罪である。そのA級戦犯は平林千牧総長だ。
 2006年3月14日、大学当局の一方的な「ビラ・立て看板設置禁止」の規制に反対した学生29人が逮捕される。経緯を説明する。3月初め、大学当局が一方的に規制を発表する。これに対し、法大の学生有志と全学連(全日本学生自治会総連合:中核派系)の所属学生らが13日、14日に連続で抗議集会、抗議デモを実施する。法大はかねてからの中核派系全学連の拠点校であり、その関係で全学連がこの抗議集会を主催し、法政の一般学生がそれに参加した、というのが実状である。ところが、14日のデモ終了直後に200人を越える警視庁公安部の捜査員がキャンパスに雪崩れ込み、29名の学生を「不当」逮捕したのだ。逮捕容疑は「威力業務妨害」、「建造物不法侵入」とあるがデタラメである。拡声器で抗議を叫んだだけで威力業務妨害とされ、学生証を提示して学内に入ったにもかかわらず不法侵入で検挙されたのだ。法政史上空前の言論弾圧である。大学当局は事前に警察と打ち合わせていたのであり、仕組まれた「逮捕劇」であった。
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この事件を契機に、その後今日に至るまで弾劾運動が続けられ、その間にも数名が同じような罪状で不当逮捕され、2006年だけで逮捕者はのべ40人に及んだ。今日に至るまでの一連の経過を推察し、ここで特筆しておきたいのは大学当局による3・14弾圧の「政治利用」である。3・14以降も、29名の逮捕を弾劾し、当局に抗議する運動をしていた全学連の学生らが何度も「不法侵入」や「威力業務妨害」で逮捕される中、大学当局は「ビラ貼り、置きビラ一切禁止」の規制を打ち出した。さらに彼らを孤立させる目的で意味不明な「不審者に気を付けろ」放送を休み時間に大音量で流したり、その旨の看板や掲示物を学内に乱発しまくる。前述した学生ラウンジ「アネモス」が消えたのもこの頃である。弾圧と平行して規制を強化した真意は、学生の締め付けであろう。つまり、全学連やその支持者たちは「見せしめ」として政治利用されたのだ。追い打ちをかけるように文学部教授会は、3・14弾圧で逮捕された法大生(文学部)3名に対し「退学処分」を決定した。法学部教授会も、同じく弾圧時に逮捕された法大生(法学部)2名に対しての処分を検討するようになり、ますます「見せしめ」色は強まった。大学に反抗すると退学になる、といった空気がキャンパスに蔓延し、最高学府は異様な空間に変化する。この文学部の退学処分については、充分な時間をかけずに早急に処分が下ったこと、未来ある学生の人生を「逮捕」の事実をもって退学とした事などから当会は強く抗議すると同時に教授らを軽蔑する。ちなみにこの3学生は不起訴処分になっており、即ち「無罪」だった。にもかかわらず、「逮捕」の事実を持って処分するという教授会の横暴は目に余る。「学者」を名乗る人間のすることだろうか。法学部教授会も最終的には処分を下した。「法律学者」だから無罪の人間を処分することに葛藤が生じたのだろう、何度となく教授会は結論を出せずに時間を浪費したが最後には「退学処分」と「無期停学処分」を2学生に下した。よって彼らも文学部の教授たちと同類である。学の研究者を名乗る資格などないし、「法学者」を標榜するなんてもってのほかだ。真理に目を閉ざして尚、「学の探求」を志すのなら偽善もいいところ、悪の権化ではないか。

「相互休講廃止」決定と「暴行」でっち上げ逮捕
 
法政大学には「相互休講措置」というものがある。本誌の別項の「世論研、かく戦えり 多摩地区急襲作戦」と重複してしまうが、敢えて記述したい。今から約30年前、都内で学生が多すぎる大学は旧文部省の指導で、郊外へ移転を強いられた。代表例が中央大学である。法政も全学部を町田へ移転させる計画だったのだが学生が猛反発し、反対運動が数年に及び展開され、結果的に一部の学部だけが移転することになった。現在の「多摩キャンパス」の社会学部と経済学部である。いわば「時代」によって引き裂かれた法大生は、「全学性」を叫んで数年越しの学生運動を展開し、お互いが同じ法大生であることを確かめ合うため、「学園祭」を共に創り上げるべく「相互休講措置」というものを大学当局に要求し、勝ち取ったのである。これは、多摩地区法政祭の時は市ヶ谷の学部が全て休講になり、市ヶ谷法政祭の日程中は多摩が全学部休講になる、相互参加を可能にする「学生間の友情」が生んだ血と涙の結晶なのである。これによって法大生は市ヶ谷と多摩で学祭を通し「文化」を創り上げてきた。しかし、長年この相互休講をいかがわしく思っていた大学当局は、昨今の学生の無関心ぶりをチャンスとばかりに攻勢に出たのだ。折しも、3・14弾圧という格好の「教材」があったために「統制」はスムーズに進む。だが、いくら反抗する学生を警察と組んで「逮捕」し、「処分」しても噛みつくしぶとい輩は必ずいるものだ。かつて左翼の巣窟と揶揄され、激しい学生運動を展開した法政だから、残党もいれば精神を受け継ぐ土壌も豊かだ。市ヶ谷に存在する3本部団体(文化連盟、第二文化連盟、学生団体連合)といった学生団体は当局の規制に対しひるまず抗議文を出したり、学生部長会見を要求したりと、水面下で抵抗していた。だが、そんな抵抗勢力も全体のほんの一部に過ぎない。しかも年々弱体化してきている。一発、威嚇射撃をすれば逃げ出すだろうと、大学当局は史上空前の暴挙に出る。学内でビラまきをしていた3・14弾圧の被処分者や、その支援者らを「でっち上げ」で逮捕したのだ。容疑は「暴行」とあるが、デタラメで触れてもいなければすれ違ってもいない。ビラをまく学生の遥か遠くで突然、警備員(公安刑事)が転び、暴行されたと訴えたのだ。するといつの間にか張り込んでいた刑事たちが飛んできて学生は「逮捕」されたのだ。記者は正直、ここまでするのかと恐怖を覚えた。同時に「法治国家」でかような悪行がまかり通るのかと憤りを覚えた。ちなみに、この自称「被害者」の男は警備会社の人間になりすました警視庁公安部の捜査員であると思われる。この「でっち上げ」暴行事件の直後、駆けつけた刑事たちに指示を出していたためである。警備員ならあり得ないことだ。
 事実を知らない読者には、にわかには信じ難いだろうが本当にあった事実である。「無実」の人間が逮捕されたのであり、それまで頑なに抵抗していた各学生団体にも動揺が生じ始めた。各団体の舵取りをする立場にある「執行委員」でさえも意見が割れ、さながら内部分裂の様相を呈した。また、卑劣にも大学当局は、抵抗する学生に「揺さぶり」までかけてきた。

「これは戦争なんだ」「奴らと手を切れ」。単位を盾に副学生部長藤村が学生を揺さぶる
 
文学部日本文学科の准教授であり、学生部の副学生部長である藤村耕治(ふじむら こうじ)(四一歳)は、大学当局に対し批判的な態度を示し、組織的な抵抗運動を画策していた「M」君を授業後、教授室に呼びだし「奴らと手を切れ」、「このことは彼らに言うな」などと業界用語で言うところの「転向」を促したという。
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教授室といういわば、「密室」空間であったことを考慮すれば「脅迫」とも取れるし、実際に藤村副学生部長は「単位」をちらつかせ、「これは戦争なんだ」と発言したそうだ。こんなバカが教鞭を執っている事実も驚きだが、藤村副学生部長の発言は事態が「政治ごっこ」の領域を越えているということの証明でもあり、一連の「不当逮捕」「処分」等の弾圧における当局側の緊張度を測る重要な参考資料となりうるから、結果的に「M」君のお手柄である。当然の事ながら、M君は藤村副学生部長の揺さぶりに動じることはなかった。しかし、このような「後方攪乱」的な攻撃は学内のいたるところで、多くの教員によって行われているのが現状である。残念ながら当会が持っている「揺さぶり」の確たる情報は、M君の事例のみだが、最近になって前述した学生団体の執行委員や加盟サークル員の中に当局よりの言動を発したり、果ては行動を起こしたりする者まで現れている。以前から「スパイ」として疑われていた人物以外に、このような動きが見られるのは異例なことであるし、危険な症状であると言わざるを得ない。学生団体によっては、当局の「犬」となった勢力が猛威をふるい、周囲にまで影響を及ぼしている団体もある。また、「スパイ」疑惑のある人物が、最近の当局優勢の時流に気分を良くしたのか、学生部の主張そのまんまをスピーカーのように垂れ流すという失態を演じた(ボロを出した、が適当か)事例も報告されている。これらの背景に教員による「揺さぶり」や「抱き込み」があることは容易に想像できるだろう。特に目立った反抗もせず、サークルにも所属していないといった「一般学生」や「無関心学生」に対しても、授業中の無駄話や話題で「あいつらはバカだ」とか「関わってはいけないよ」と教員が一言告げればそれだけでも充分な効果が期待できるものだ。最近の学生劣勢の背景にはこうした「戦術的」、「方法論的」な要因があると言える。



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※文学部日本文学科准教授の藤村耕治(現在42歳)の代表的な言辞として「こんな問題、バカでもチョンでも分かる!」などがある。そもそも、言い出すとキリがない。
藤村は2007年4月27日の新井・友部両名でっち上げ逮捕時に、新井君に対し胸ぐらを掴み凄んだという。以下はその時の写真。
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このさえない中年男は権力と時流の後押しで強く生まれ変わるらしく、教え子の立場からすると羞恥心をかき立てられる次第だ。

コメント
法大ってのは学生だけじゃなく、地域住民にまで迷惑かけまくりなんだね。ああ、見ちゃいらんないよ。いい大人(しかも学者を名乗る連中)がこんな事してるのね。おやおや、まぁ…。

それにしても、文学部の藤村ってのは香ばしい奴だねぇ(笑)。

いつの時代にも、お上に尻尾を振ってつけあがる連中というのはいるのだが、その典型だね。でも、そんな奴に限って実はチキン野郎だったりするんだよね(笑)。
【2008/08/23 06:42】 | 現役 #- | [edit]












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Author:文化連盟
1959年創立の法政大学サークル連合。2008年3月に非公認化。活動理念は「自主文化創造」。本業のサークル活動に邁進しつつ、2006年3月14日以来延べ126名の逮捕者、34名の起訴者と13名の処分者を擁する監獄大学爆砕へと学生運動も同時並行。直接行動系。ゆとり世代代表。愛は強し。

2012年5月31日、東大ポポロ座に続き暴処法を粉砕し無罪を勝ち取る。もはや敵なし。俺たち最強。

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