処分策動粉砕10・1集会
2008-10-01
現在、法政大学法学部教授会は文化連盟委員長の齋藤郁真の処分を画策している。処分理由はキャンパス規則に違反したからだそうだ。2006年3月14日以降、今日まで法政大学での逮捕者は延べ88名にのぼる。法政大学は法学部を設置する大学でありながら政治弾圧を厭わず、無実の学生を平然と警察権力に逮捕させてきた。ある学生は合法的なデモを行い、キャンパスに戻ってきた際に学生証を提示し入校したにも関わらず建造物不法侵入で不当に逮捕された。それも通報から2分で200名の警官がやってくるという異常な光景の中でだ。これを仕組まれた政治弾圧と言わずして何と言う?この日29名の学生が不当に逮捕され、後に不起訴釈放となったが、その後も法政大学では不当逮捕が相次ぎ、学内では大学を批判すると逮捕されるという恐怖政治が蔓延し、学生の発言権はおろか、意識までもを奪い去った。逮捕された学生はいずれも民主的な抗議活動をしていただけだ。にも関わらず、法政大学当局は抗議する者、大学に刃向かう者を次々に警察に逮捕させ、起訴までして、人生を破壊してきた。中でも全学連への弾圧は熾烈を極め、非人道的な弾圧の限りを尽くしている。弾圧の火の粉は全学連でない法政の学生にまで及び、大学を批判する小論文を書いただけの学生を処分し、彼やその友人や後輩に至るまで教職員が陰湿な嫌がらせを加えるというあるまじき行為が横行した。今年になると教職員が率先して女子学生に暴力を振るい、他の学生にも同じ行為をけしかけるというチベット弾圧さながらの様相を呈し、いよいよ学内は閉鎖的で排他的な非知性の空間へと変貌した。批判精神を持つ学生は未来を奪われ、弾圧に精を出した教職員は出世する。それが法政大学の姿である。
一連の政治弾圧の影で密かに制定されたのがキャンパス利用規則なる悪法である。
そんなものに何故従わねばならないのか。
我々文化連盟は大学当局により弾圧を受け、傷ついた者の集まりである。ある者は大学を批判する文章を書いて処分され、ある者は全学連であることを理由に教職員から暴行を受け、ある者は大学に批判的だという理由で私的な喧嘩にまで介入され不当に停学処分を受けた。
文化連盟はその存在も活動も、大学当局に認知されていない。一方的で恣意的な価値判断で「悪」とされ今も公然とビラも撒けなければ立て看板を出すことも出来ない。あらゆる表現・主張手段を奪われた我々は、だから拡声器を使った抗議集会を強行しているのである。然るに我々は確信犯的にキャンパスルールなるものを無視している。だがそれは抗議のためだ。これまで幾度も当局と交渉を試みたが、法政大学当局は一向に話を聞こうとしなかった。だから抗議集会の強行という手段に打って出たのである。
大体、演説の許可制だとか、キャンパスルールなるものは日本国憲法に違反しているではないか。
我々は今後も抗議集会、抗議デモを強行する。
女子学生に公然と暴力を振るい、公安警察の政治弾圧に率先して加担する鈴木良則なる人物が執行部副主任を務める法学部教授会など、信用に値しないのだ。不当に逮捕された学生を逮捕を理由に処分した前科のある法学部教授会は似非学者の集まりではないか。人環教授会にしても、倉岡への無礼を我々は看過しない。
法政大学法学部の教授は恥を知れ!
法政大学人間環境学部の教授は恥を知れ!
政治弾圧を続ける法政大学は恥を知れ!
我々文化連盟は命ある限り抗議をし続ける。黙らせたければ殺してみろ!