文化連盟からのお願い
2010-02-07
続報である。事態が明らかになるにつれ、 公安警察・検察への恐怖はつのるばかりだ。
逮捕された6名はみな拡声器でアジっていたわけではない。
6名のうち、門前でビラを撒いていた (だけ!な)のは法大経済学部2年・洞口をはじめとする3名、他1名はキャンパスで横断幕を持っていただけ、もう1人はカメラをもって映像をとっていただ け、最後の1学生が拡声器を使っての入試情宣を展開していたことになる。
逮捕された6人のうち5人までは、無声・無音ないし地声である。
そ して、撮影者以外の5名が威力業務妨害容疑での逮捕、残るカメラ担当者が公務執行妨害容疑での逮捕だ。
くだんの撮影学生の目の前でいきなり背広を きた成人男性はスッコロビ、「いたい!いたい!」とわめき始めたのだそうだ。
いわゆる「転び公妨」である。
「それが権力だよ」と シニカルに構えることもできなくはないが、こんなことを許しておいてこの社会がよい社会になるとも思えない。
「このままでは改憲、戦争ですよ!」 「軍靴の足音が聞こえる!」等の旧左翼の物言いが失効していること明らかだけど、だからと言ってなにも言わないことがこの社会を良くすることにはならな い。
おかしいと思うことにはおかしいと言わなければならない。
そうしなければ、結局自分で自分の首をしめることになってしまうのではない か、とはやはり思う。
ホリエモン曰く検察は「正義原理主義者」の集まりだそうだ。
・「検察・特捜部は「正義原理 主義者」の集まりだ。」
http://ameblo.jp/takapon-jp/entry-10435727814.html
そ うだとしたら、日本国最高峰のエリートは今回の逮捕に一体どんな社会的正義があると考えているのだろう。教えてほしい。
当事者も周囲もいい加減法 大の弾圧にはもう驚かなくなってきた。
政治弾圧にも権力犯罪にも慣れてきた。
でも、逮捕者延べ人数「4年間118人」に慣れてはいけな い。
こんな弾圧は絶対に許してはならない。
そこで文化連盟よりお願いがある。
今回のビラ撒き不当逮捕についてブ ログでもmixiでもTwitterでもいい、自分以外の誰かが目に触れ得る場所で発言して欲しい。一言でもいい。
「しょせんネットは便所の落書 きだよ」という向きもあるかもしれない。
でも誰かがどこかに書けばどこかで誰かとつながれるかもしれない。
別にこれはロマンチックな意味 ではなく、(今は長くなるので話さないが)私たちはもっとグーグルのシステム―ページリンクアルゴリズム―を信用してもよい、という話である。
きっ とどこかで誰かとつながれるし、どこかの誰かに届くはずだ。
いま自分のキャパを割いてこのブログを見てくれているあなたがそうであるように(…… とちょっと乙女ちっくなことを言ってみたりw)。
今回の件について、文化連盟賛同人でもあるファシスト・外山恒一さんが早速ご自身のブログで批判 を加えて下さっています。
・「そんなことより」
http://ameblo.jp/toyamakoichi/entry-10451938079.html
佐賀県東松浦郡玄海町在住のキチガイ・ニートなんかの問題より大事なことがあ る。
昨日、法政大学でまたまた逮捕者が出たとのこと。しかもまたまた一気に6人。
http://08bunren.blog25.fc2.com/
上 記やマスコミ報道では、うち2名の中核派の活動家の名前しか出てこないし(マスコミ報道は、ノンセクト学生であっても警察発表どおり「中核派とその同調 者」とするから、「中核派活動家6名逮捕」とあってもそのままには信用できないし、してはならない)、少なくとも私が知っているノンセクトの面々は今回無 事のようだが、いくら中核派の活動家だからといって、大学の前でビラをまいていた(プラス、ハンドマイクでの情宣)だけで逮捕されるようなことがあっては ならない。(……)
外山さん、ありがとうございます。
みなさん、よろしくお願いします。