この間の資料をいくつか

 2011-03-06
3・14ブログのほうですでにかなり前に公表されていましたが、ふろくもつけて改めて資料として3点提出します。

①国際文化学部長・曽士才への一年生くんによる申しいれ書
②人間環境学部への倉岡さんによる申し入れ書
③仮処分の審尋の際に委員長が読み上げた冒頭陳述の原稿





法政大学総長 増田壽男 殿
国際文化学部長 曽士才 殿

申し入れ書


2011年2月23日 国際文化学部一年


 法政大学当局、国際文化学部長・曽士才によるこの間の一連の人権侵害の行為に対し強く抗議し、以下三点を申し入れる。

一、私の学外での行動の詳細(プライベート)を法大当局は問題にしているが、どのようにして、またどのような理由でその情報を入手していたのか。明確な根拠を有する訳ではないが、私の親からの報告を聞く限り大学の関係者が所々の現場で私を目撃したとは考えにくい。「偶然」という言葉では片付け難い程に私の行動は把握されていた。「偶然」でないとするなら一つ一つの事例の目撃者(証人)を提示した上で納得のいく説明を求める。

一、私の日々の行動を何故私の親に伝えたのか、その必要性ないし根拠を求める。私が取りあわなかったことを理由とするかもしれないが学生の学外における行動はプライバシー(私的な事)であって追及する事自体がおかしいのではないか。

一、曽学部長の「ゼッケンを付けてビラを配ったら逮捕される」といった趣旨の発言についてその根拠を求める。「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない」(憲法19条)で思想信条の自由は保障されており、法律、倫理、どの面から見ても全く問題ない行動と思われるのだが。

私は法大当局による思想統制及びプライバシーの侵害を強く弾劾する。
法大当局は、不当な弾圧を直ちに中止し、真実を明らかにした上で謝罪せよ。




人間環境学部教授会 御中

2011年2月23日

申し入れ書


人間環境学部 倉岡雅美


 4月1日以降、私への追加処分を下さないことを要求します。
 本年3月31日をもって私への一年の停学処分が終了します。これまで、私の処分が終了する時が近づくたびに、さまざまな口実で処分が追加されてきました。このようなことは許されないと考えます。それにあたって、特に次の二点に対して貴教授会は真剣に向き合うべきだと考えます。

①2010年11月下旬ごろから登場した「授業準備妨害看板」について。これについて貴教授会はどう考えているのでしょうか? 授業の「準備」の妨害として、休み時間の演説までをも何か違法なものであるかのように描こうとする、処分のための理由作りに他なりません。またこの措置は、言論・表現の自由に対する歴史上初めての事態です。
②2010年10月11日の「日本国神党」のキャンパス情宣について。当日は私もその場にいましたが、彼らは1時30分~2時ごろまで、つまり授業時間中にキャンパス正門前で街宣車2台による大音量で罵声を浴びせるということが起こりました。まさにキャンパスが右翼街宣車に蹂躙されていました。しかし、いつも私たちに対して「授業妨害」を盛んに主張してくる法政大学職員および警備員が、この時だけは何もせずただ見ていました。後に10月14日、1年生3名が宮崎学生センター長にこのことについて問いただした際に、彼は「あれは中核派を批判していたから、言論表現の自由がある」と答えました。なぜ私たちの主張は常に「騒音」であり「妨害」とされ、「日本国神党」の主張は「批判」であり、「言論の自由」の一部として授業時間中でも許されるのでしょうか? 法政大学当局の行っていることは明らかな思想弾圧であることの証左です。

処分を決定した責任は自分にはないように教授はいつも「仕方ない」「しょうがない」と言います。そして最後は「法政が嫌だったら辞めればいい」と。これらの言葉は全て、現状を追認するものです。「どんな現状にも従うしかない」絶望やあきらめそのものであり、「学生には何の力もない」学生の存在を初めから貶めています。
今の中東の情勢を見てください。青年・学生の命をかけた独裁政権の打倒の闘いに対して、どういう立場をとりますか?「独裁が嫌だったら国外にいけばいい」と言うのですか?法政大学のやり方も中東の独裁政権と同じようにこれから先も永遠に続くものではありません。法政大学の正当性とは、ただ一点「大学の決定」これだけです。体制当番を積極的に担う教職員も年々、激減しています。ごく少数の教職員(職員半澤・勝又)を除けば、今の状態が正常だなんてだれも思っていません。
「こんな現状をぶち破りたい」という思いは、何か一部の学生の思いではなくなってきています。学費、就職難、非正規職化…。今の法政大学の中でどこから矛盾が爆発するかわからない状況です。私の処分は「おかしい」と声を挙げ、行動してくれている学友もいます。処分撤回署名も300を超えています。
キャンパスに入れず、正門前にいる私に対して「処分の正当性」を言ってくる教授は誰もいませんでした。目を合わせないようにする教授ばかりです。「理事会・大学の決定」以上の「正当性」は何もないのです。これが正当性といえるのでしょうか?私は「大学の決定」を背後にした正当性ではなく、自身の行動によって、自らの正当性を主張します。法大当局が裁かれることはあっても、私は処分を下されるようなことは一切していません。
 これ以上の私への追加処分をしないことを要求します。                     


以上




審尋用陳述

 まずは結論から申し述べる。本件仮処分申し立てはあまりにもくだらなく、即刻棄却されるべきである。それにあたって、まず2点理由を述べる。そのあとに我々のほうから総合的な論点を加えて、結論を補強する形としたい。
 
第一点、法政大学が我々にビラや演説をさせない理由が「営業権」であること。法政大学は、申し立て文の中で「大学経営「冬の時代」が叫ばれ、大学間でいわば激しい学生争奪戦が展開している環境下においては、学生確保のための各種業務の重要性は増している」から営業権が優先されるかのように言っている。もちろん、学生なくして大学は「大学」たりえない。大学は学生のために存在するはずだからである。しかしながら、大学が学生を集めるのは「営業」のためではない。大学は学校法にもあるように、営利を目的とした施設ではない。一般的な話としても、表現活動という「公的権利」にあたる行為を「私的権利」にすぎない営業権で否定するとはいったいどういうことなのか。憲法に明記されている「思想・表現の自由」の侵害と言わざるをえず、理解に苦しむ。
 第二点、我々がなぜ受験生に対して訴えているかを理解しようともせず、業務妨害のために我々が行動しているかのように申し立てていること。そもそも、この闘争の発端は、2006年3月14日、法政大学がビラまき・立て看板の規制を強行したことにある。それまで法大生が自分たちで決めていた掲示ルールにしたがって設置されていた立て看板を、法政大学が急に「学外」の看板だと言いだしたのである。それに抗議してデモを行った法大生5名を含む29名が200名の公安警察によって一斉逮捕され、13日で不起訴釈放されたにもかかわらず、それを口実に5名の法大生が退学・停学といった重い処分を下された。これの処分撤回を求めてこの運動は開始されたのである。真実を隠し、とにかく学生を入れればいいという法政大学の態度は、一生を決めかねない受験に臨む受験生にとっても良くないことである。我々が主張する、これらの真実、この闘争の過程で起きた諸々の弾圧の暴露をすべて「誹謗中傷」とみなす法政大学の態度はどこぞの国の独裁者の姿にすら似ている。
 
総合的な論点。2009年の法政大学の総資産は約1650億円であることが、去年の法政大学による、本件と同じ趣旨の仮処分申し立てにあたって公開された資料によって明らかになっている。また、経済雑誌『東洋経済』(2008年4月号)によれば、法政大学の持つ金融資産は約653億円であることも明らかになっている。つまり、法政大学は学生を大量に入学させ、学費を多めに搾り取ってあくどい金儲けを行っているのである。日本家庭の約7割を占める、年収300万規模の家計の教育費の支出割合が3割を超えていることが報道されている昨今において、これは非常に非人道的と言わざるをえない。だから我々は「教育の民営化粉砕!」を叫び「新自由主義大学粉砕!」を主張する。そしてこのような法政大学のあり方に抗議する学生を処分し、公安警察を使って支援者・協力者も含めて逮捕し、果ては我々のような主張をする学生が出てこないように学生への規制を増やし続け、学生を羊にしようとするこのあり方を「法政大学は監獄だ」「法政大学は「大学」ではない」等と主張するのである。教育を破壊しているのは法政大学自身である。むしろ、教育をその本来の目的である、未来を創り、守るものとして再確立しようとしているのは我々であるとさえ言える。しかし、裁判所は一貫して、一昨年も昨年も本件と同じ趣旨の法政大学による情宣禁止仮処分決定を追認し続け、また、法政大学による数々の明らかに政治的意図を持った弾圧までをも追認し続けている。我々は、裁判所のこれらの行動を強く弾劾する。

 以上の理由により、裁判所においては、本申し立てを却下することを求める。

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プロフィール

文化連盟

Author:文化連盟
1959年創立の法政大学サークル連合。2008年3月に非公認化。活動理念は「自主文化創造」。本業のサークル活動に邁進しつつ、2006年3月14日以来延べ126名の逮捕者、34名の起訴者と13名の処分者を擁する監獄大学爆砕へと学生運動も同時並行。直接行動系。ゆとり世代代表。愛は強し。

2012年5月31日、東大ポポロ座に続き暴処法を粉砕し無罪を勝ち取る。もはや敵なし。俺たち最強。

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