偉大な文豪
2011-10-18
勇者 内海 「学生注目!」
「なんだー!」

英雄 久木野「圧倒的戦闘的にブログを書くぞ!」

「そうだー!」

増井 「みなさんこんにちは。企画局です」

「今日は犯罪者のくせに作家デビューをしやがった、恩田亮先生にインタビューをしようと思います」

偉大な文豪 恩田 「くるしゅうない。なんなりと聞きなさい」

「イチゼロ1号は初版分がほぼ完売だそうですね。おめでとうございます」

「俺様を支えてくれる1%の愛するファンと、俺の死を願っている99%のアンチのおかげだ。うむ」

「実は法政大学の構内にも平積みされてるそうですね!」

「入校禁止のくせに何で知ってるんだ? お前悪いヤツだな!」

「へへへ!ところで、大学との付き合いがあるからという理由で、イチゼロの販売を拒否した書店があるんですよね!」

「そうなんだ。齋藤郁真と増井真琴とかいう過激派の『インパクション』はよくて、なんで俺様の連載はダメなんだ!差別だ!」

「門前で演説している人が表紙だからじゃないですか?」

「実物の恩田亮だけじゃなく、グラビアの恩田亮も法政大学には入れないのか」

「営業権を自主規制したその書店は何という名前ですか?」

「58年館地下にある2つの書店のうち、俺の本を置いていない方だ!」

「そうそう、今更なんだが、俺が出演している写真集が今日から発売になったんだ。ぜひ買ってくれ」

『日の丸を視る目』 (未來社)
沖縄在住のプロ写真家、石川真生さんの作品。
日の丸を使ってあなた自身を、日本人を、日本という国を表現してください――国際的評価も高まる写真家・石川真生の挑戦的シリーズを集成。1993年より撮り続けた184点より厳選された100点を収録。老若男女、国籍も職業も思想信条も異なる人びとが全身で表現した、この国のすがた。 (アマゾンより)
「どんだけ露出すんだよwwwww」

「俺は3年以内に間違いなく文学賞を取るんだが、その時は法政のパンフレットに名前が載るんだろうか?」

一審無罪の中島 「宝くじの6等300円に当たる確率より低い無罪を取ったボクでさえ、法政には入れないからね!」

逆転有罪の新井 「元中核で中退の糸井重里でさえ、法政出身の著名人として名前が載ってるけど、恩田亮はなぁ・・・」

「そもそも、著作が構内に並ぶのかも怪しい」

革女 洞口 「諦めろ、恩田」

「・・・」

「今発売中の2号の見どころはどこですか?」

「それはもちろん、いよいよ始まる取り調べだよ。読むだけでガクブル!恐怖の取調室!」

「あああ、あああー!」

「ジュンク堂は偉くお気に入りのようで、全国の店舗に並んでるらしいですね!」

「そうそう。地方の恩田ファンはジュンク堂に行ってみてくれ!」

「革命情勢過ぎて齋藤郁真がラップを始めましたが、全国の労働者学生にお言葉を!」

「労働者学生諸君は今すぐ街頭に出るべきだ!原発廃止!格差せん滅!ピカドンと闘うんだ!俺の本なんか読んでる場合じゃねえ!」

イチゼロ1号
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