社会科学研究会 夏の陣(報告)
2012-11-15
今年の夏休み、八月某日。三人の男がある部屋に集まり、あるものを中心に座っていた。
そのあるものとは・・・

ケータイアプリ・『桃太郎電鉄JAPAN+』である。
理由はもはや覚えていない。
なぜこうなったのかもわからない。
ただ、みんながこの決着のつけ方に納得しただけである。
ということで、この夏に、誰にも知られずひっそりと行われたもうひとつの法大闘争をブログをお読みの皆様に報告します(かなりの内輪ネタですがあしからず)。
エントリーナンバー①
法大闘争 太古の世代(法大レジェンド)代表
内海 祐一

法政大学文学部英文科二年(2006年退学処分)
通称:生きる法大闘争史
座右の銘:オタクとは「折れない、倒れない、屈しない」者のことである
プレイ名:勇者社長
戦略:農林物件の安定性を軸に無難に攻める。一歩一歩、しっかり進むことが重要だからね。日々のルーチンを積み重ねないやつは成功なんてしないし。そこはブルジョアもプロレタリアも同じかな。
エントリーナンバー②
法大闘争 転換の世代(文化連盟決起以降)代表
齋藤 郁真

法政大学法学部政治学科二年(2010年退学処分)
通称:平成のガンジー
座右の銘:愛で世界は救えない
プレイ名:伝説社長
戦略:農林などという利潤率の低い物件に価値はない。桃鉄は資本主義ゲームだ。とにかく利潤率の高い物件を買うこと。カネがあるかぎり買うのではなく、一定ためておき、独占を狙う。自由競争などという、本質的に効率の悪い、ペテン的なイデオロギーなど気にしない。
エントリーナンバー③
法大闘争 新世代(2012年以降)代表
武田雄飛丸

通称:法政谷のスナフキン
座右の銘:狂えないやつに成し遂げられることはない
プレイ名:肉社長
戦略:ぶっちゃけ初めてです。『資本論』と『帝国主義論』はちゃんと読みましたので、なんとかなると思います。要するに全国を回って、金融資本的に優良物件を買い叩いて小ブルジョアを破滅させればいいんですよね?
で
いろいろ考えたのですが、細かいプレイ画像をだしまくってもどうしようもないので、さっさと結果発表いきます!
優勝者はやっぱりこの人!

サイコロの目を操れるんじゃないかと思わせる圧倒的な力でした。目的地に入りまくって得た潤沢な資金で農林とか関係なく物件を買いあさってました。この帝国主義者!
総資産

当然ながら優勝者である内海が最高。初期マネーが1億だから、10年で成長率が200倍! 中国もびっくりです。
収益(労働者への搾取度ともいう)

意外と一位と二位の差が小さいのは齋藤と内海の戦略の違いがいちおう出たというところでしょうか。ゆひまるはほんとがんばった。
総括:資本主義的生産様式に対する理解の度合いが桃鉄の強さを決定する要因たりうる。
次は三国志だ!

社会科学研究会は今日も元気です!
