2・15裁判報告

 2013-02-22
学生、注目!!


ゆひまる君の無期停学処分撤回をかけた2・15第一回裁判は42席の傍聴席が39席埋まるという大勝利でもって貫徹されました。

ゆひまる君ご満悦!!

ご満悦


裁判ではゆひまる君が意見陳述書を読み上げ、処分の不当性を暴露、弾劾しつくしました。
日頃から法大闘争を支援してくださっている方に加え、初めて来てくださった方も多く、非常に素晴らしい裁判になったと思います。

本当にありがとうございました!!
第二回裁判は5月17日、是非是非、引き続き応援よろしくお願いします!!


リス




また裁判の様子は現代報道フォーラムの三上記者によって記事にもなってます。
http://www.janjanblog.com/archives/91786

これは裁判所で読み上げた意見陳述書です。

意   見   書

2013年2月15日

東京都〔以下 略〕

武田 雄飛丸

【1】

 今回私にかけられた処分は内容的にも、手続き的にも不当である。被告に処分の撤回をただちに求めると同時に、裁判所においても本件懲戒処分の無効とする判決を下すよう強くもとめるものである。

【2】

(1)まず今回の処分は御用学者への批判を封殺する為の処分であり、3・11福島原発事故への福島県民を中心とする民衆の怒りに敵対する処分である。

 私に対する処分理由の第一に、「授業妨害」とあるが、妨害されたとされる授業は、放射線影響研究所(以下「放影研」)理事長かつ、郡山市の原子力対策アドバイザーの「大久保利晃」を講師として招いた10月6日の「健康に生きる為に」という授業である。

 放影研はABCCの後継機関で、昨年2月に黒い雨に関わるデータの隠蔽が暴露された事に示されるように、広島、長崎での原爆投下以来、放射線に関わるデータを独占、隠蔽し、実質的に我が国の原子力推進機関として存在してきた。

 理事長である彼もインタビュー等では、一貫して放射線被曝について、「しきい値を含め分からない事が多い」という一方で「内部被爆や残留放射線の影響は少ない」と断言。直接被爆以外の影響を不当に過小評価しているのだ。

 そして福島でも、郡山市の原子力対策アドバイザーというポストにつき、その権威と立場をもって、今も福島県民に「百ミリシーベルトまで安全」論を振りまき、被曝に対する政府責任追求の声を圧殺し、低線量被曝を強制しているのだ。

 10月6日の授業も同様で、そこではまた放射線リスクをスポーツ上のリスクや社会生活上の一般的なリスクと並べて比較する等、リスクの質的な違いを無視した被曝問題の悪質な一般化、矮小化を図る講義を行った。

 大久保利晃氏のこれらの言説は、正に今日の福島棄民政策の根拠となる内容である。都合の悪いデータは隠蔽し、放射線被曝について「わからない」のだから予防原則に立って「被曝を最小限に」と努力するのではなく「内部被曝や残留放射線の影響は少ないのだから無視して良い」とし、政府・東京電力による被曝対策の責任を曖昧する、まさに「御用学者」そのものである。

 そして法政大学は、彼を招いた今回の授業のみ、学部生以外は、法大生であっても他学部の学生の聴講を禁止し、職員が教室前で学生証をチェックした。この法大当局の姿勢は、御用学者への反対言論の封殺にほかならない。

 「開かれた大学」を掲げながら、御用学者の授業を密室で行い、一方で学内の学生運動や反原発運動を弾圧、声をあげる学生を処分するその姿勢は、正に3・11福島原発事故以降「御用学者」を皮切りに全社会的に問題化した、国策と資本に組み伏せられた腐敗しきった原発推進大学の姿そのものである。

 その上で私はそもそも授業から職員によって不当に排除され、それに抗議しただけで、事実として授業妨害は行っていない。授業妨害を受けたのは法大当局により不当に聴講を妨げられた私の方だ。

 

(2)第二に、この処分は飲酒規制強行等の学生への管理強化の為の処分であり、規制反対を掲げて打ち抜かれた10・19集会への見せしめだ。法大生として断じて認める事は出来ない。

 近年、飲酒規制をはじめとする学生への規制管理強化は激しさを増している。私の所属する法政大学をはじめ、一橋大学や東京大学等の各有名大学の学園祭において、飲酒規制強行が相次いだ。

 これは単なる「飲む・飲まない」だけの問題ではない。飲酒規制とは学生に対する分断・自治破壊管理強化攻撃である。それは飲酒規制を強行するために、学生の自治的な組織を潰すか、あるいは一部学生を買収して当局の側につけ、学生の抵抗力を奪い一方的に規制を押し付けている点に示されている。

 法政大学では、規制強行のため、「自主法政祭実行委員(以下「学祭実」)」を買収した。

 昨年4月始め、学祭実は、法大当局からの飲酒規制を中心とした大幅な規制強化案「八項目」を、学生になんの事前打ち合わせも無しに決定事項として押し付けた。一方で、規制絶対反対を掲げる我々、学内サークルの連合体である「文化連盟」を、4月27日の「説明会」から7月13日の「全学説明会」に至る、あらゆる学生全体の討議の場から排除した。

 それも何の証拠も具体的な説明もない「過去の文化連盟の学祭実への暴行」という侮蔑的な理由でだ。これに対し我々が抗議した事が処分の理由では、「学友に対する恫喝」等と表現されている。

 また「文化連盟」の排除は、学祭実が我々を入れさせまいと会場前でスクラムを組む横で、職員や、国際文化学部の教員達も協力して、私達の抗議活動を暴力的に排除するように両者の結託のもと行われてきた。

 学生の代表として大学当局と規制について折衝する筈の学生組織が、当局と一体で、去年まで討議の場に入れていた規制絶対反対派の学生を問答無用で排除している。

 この構図に学祭実の本性を見たからこそ、法大生は、学祭実が実施したアンケートですら、半数が規制に反対した。そして、飲酒規制反対を掲げた去年の10・19集会は1000人の結集で闘い抜かれたのだ。暴力的支配と処分の乱発――これら法大当局のあり方が、1000人という数で根本的に問われたのが10・19集会だった。

 法大生の広範な怒りと10・19集会の高揚。これに対し「このままでは規制が強行できない」という危機感から法大当局は異様な速さで今回の処分を下した。「教育的措置」といいながら、処分歴無しの私に対し、初回で「無期停学処分」という法大当局のやり方も本処分の見せしめ的、報復的性質をよく表している。

   

(3)最後にこの処分は2006年以来、営々と闘われている法大闘争への攻撃だ。

 法政大学では、2006年3月14日、大学が強行した「ビラまき規制」に反対するデモを行った学生29名が公安警察によって全員逮捕され、さらに中心となった法大生5名に停学・退学という重処分が下された。

 これに対し学生への処分撤回、規制反対を掲げて始まった法大闘争は、以来のべ119名の逮捕―33名の起訴―私を含め13名の停学・退学処分をだしながらも前進してきた。

 法政大学は、今年の2月にも法大当局が大学受験を「営業行為」であるとして、我々の情宣活動禁止の仮処分を裁判所に申請した。このことに示されるように、法大闘争とは、教育を営利事業とし、「営業権」の前に学生のあらゆる表現活動、デモ、集会の自由、団結権を奪わんとする大学の新自由主義的再編に対する闘いだった。

 そして今回の私に対する処分も、これまでのあらゆる処分と同様、学生運動に対する弾圧として存在している。学生運動を弾圧し、規制を強行する在り方と、反原発運動を弾圧し、御用学者を居座らせる在り方は、本処分に見られるように一体である。このようなあり方こそ弾劾されるべきである。

 7年間にも及ぶ法大闘争の継続は、このような大学がある限り、学生の怒りは必ず不可避的に爆発し続けるという事を示した。学生の存在が貶められ、大学が資本と国家に従属するあり方が続く限り、法大闘争は終わることはない。

 再度、私にかけられているこの不当極まりない処分を撤回するよう、被告法大当局に強く要求とともに、裁判所においても本件懲戒処分無効の判決を出すよう強く求める。

コメント
この文連ブログを見始めたのは2012年6月くらいからだったけどおかげで思想的には左?よりになったのが自らの命運を分けるのかなと思う今日この頃。
【2013/03/02 11:15】 | とある17歳 #- | [edit]
傍聴席42席中38席埋まることが大勝利になる意味が分からん
【2013/03/10 06:38】 | 名無しさん(笑)@nw2 #- | [edit]












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プロフィール

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Author:文化連盟
1959年創立の法政大学サークル連合。2008年3月に非公認化。活動理念は「自主文化創造」。本業のサークル活動に邁進しつつ、2006年3月14日以来延べ126名の逮捕者、34名の起訴者と13名の処分者を擁する監獄大学爆砕へと学生運動も同時並行。直接行動系。ゆとり世代代表。愛は強し。

2012年5月31日、東大ポポロ座に続き暴処法を粉砕し無罪を勝ち取る。もはや敵なし。俺たち最強。

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