4・25法大デモにおける5名逮捕に関する声明と文化連盟の見解

 2013-04-26
12文連執行委員会

 去る4月25日、法政大学への抗議デモにおいて5+1名、計6名の学生が弾圧によって逮捕された。ここまでまとまった数の逮捕者を出すのは、2009年4月以来である!容疑は、3名は公安条例違反、1名は公務執行妨害の現行犯、2名は昨年の10・19に関しての建造物侵入による令状逮捕である(※)。そしてその中の一名は集会の前に令状逮捕された!遂に法大闘争の延べ逮捕者数は120の大台を突破し、125名となった。一体どこまでやったら気が済むのだ!!文化連盟はこれに対し、強く抗議すると同時に、6学生の早期釈放に向けて一層の運動を展開することを宣言する。
(※5名が公安条例、1名が令状逮捕という表記になっておりましたが、こちらの誤りでした)

 文化連盟と大学当局の歴史的な経緯
 逮捕前の状況を語る前に、少しだけ歴史的な経緯を語らせていただきたい。
 2006年、3・14弾圧。ビラまき・立て看板の許可制に対して文化連盟及び旧三本部団体(文連・二文連・学団連)は反対及び逮捕に対する抗議の声明を出す。
 2007年、旧三本部団体の「再編」を大学側が提唱。この過程で、与論研究会による当局を批判した新入生歓迎号が事実上の発禁処分となり、会長が処分を受ける。これらを受け、各団体は交渉で様子を見ようとしたが、大学の手のひらの上で踊らされる結果となり、旧三本部団体は非公認化される。

 ※これと次の図はCSK総会レジュメより引用。すべての団体が当局を交えて会議に参加し、対等な立場で重要事項を審議する。公認サークルから選ばれた代表が本部団体の役員として、会議に出席する(公認サークルは本部団体が認めれば「法政大学公認」となっていた。予算権・部室配分権はサークル団体が持つ)。
 2008年、三本部団体解散。現在のCSKに統合される。

 ※再編後は、学生全体は意見を言うだけで、意見は反映されなくても良い。また、会議においては登録団体のみが出席しており、登録は全て大学によって決定される。予算権・部室配分権は当局が持つ。
 第二文化連盟・学生団体連合は解散するが、文化連盟は団体存続を決定。この過程で、大学による補助金をめぐる恫喝(文化連盟に残ったら補助金は出さない等々)により、脱退サークルが相次ぐ状況となる。その中で、当時の副委員長に処分が来るということで、5月21日以後はほぼ政治闘争に入り、サークル活動は停止を余儀なくされる。

 このような形で、大学は文化連盟のサークル活動を停止状態に追い込み、合法的な活動の余地を奪ってきた。それを持って「学外者」や「カルト」なる宣伝を行っている。卑怯そのものである。
 さらに、当局は便宜供与を一切行わないとして、文書による会話すら応じないという姿勢を見せている。一体どのようにして相互通信を取れば良いのか。これまで申し入れ書や抗議文を度々提出してきたが、公認時代から一貫して「回答無し」が回答であり、当局は話を聞く姿勢を一切持たなかった。
 それどころか、大学は公安警察と密接に談合し(裁判で明らかになっている)、反対派の学生に逮捕・処分という名の恫喝をかけて運動をあらかた潰してきた。しかも、運動をやめた学生に対してもしつこく嫌がらせを行うなど、いわゆる屈服した者に対しても足蹴にする態度を見せた。
 それで「自由と進歩」を語っている。このようなやつらに、自由と進歩を語る資格など存在しない!

 今回逮捕されたのは、以下の6名である

 武田雄飛丸(法政大学国際文化学部在籍、無期停学処分・文化連盟委員長)

 斎藤郁真(法政大学法学部政治学科、退学処分・全日本学生自治会総連合委員長)

 内海佑一(法政大学文学部、退学処分・法大闘争の勇者)※単なる愛称で、役職ではありません。お気になさらぬよう。
 全国の大学生3名(都合により名前・所属は記せず。そのうち2名は令状による逮捕)
 元及び現役法大組は現在行なわれている運動の中心核とも言える存在であり、彼らをあえて逮捕することで運動の停滞を狙ったものである。また、この逮捕は、「運動に参加したらこうなるぞ」「あいつらの運動は秩序を乱すものなのだ」というある種の恫喝であり、明確な思想弾圧でもある。憲法において規定されている思想・結社の自由に悖るとんでもない不法行為である。

 逮捕時の状況(門前における事件)
 簡単にまとめれば、以下の状況に大別できる。撮影者(内海)が逮捕されたのもあって写真を提供できないのは極めて残念であるが、写真はもうしばらくお待ちして欲しい。
 1:門前にいたグループは、正門前で拡声器を使い演説をしていた
         ↓
 2:警察側から集会禁止の指示が出た
         ↓
 3:門前組はこの指示に従い、拡声器の演説を中断して外堀公園に移動しようとした
         ↓
 4:公安刑事が襲いかかり、5名を逮捕した


すなわち、指示に従ったにもかかわらず逮捕がなされている。不当も極まる弾圧である。警察発表によれば公安条例違反とのことだが、それは単なる口実に過ぎないのは明らかである。

家宅捜索の異常な速さ
 信じられないことに、逮捕後1時間以内に、日本全国に家宅捜索が入っている。少なくとも岡山、広島、京都、首都圏(2件)に入っており、中には今回の事件で逮捕された人間とは全く関係のないところにまで家宅捜索を行っている(場所及び人物名は個人情報保護の観点から公表不可)。
 ここで一つ問題になるのは、なぜ逮捕後すぐに家宅捜索が行われるのかという点である。逮捕されたら関連する者の家宅捜索を行うのはごくごく普通のことであるが、通常は数日かかる上、事件と極めて密接に関連した現場を調べる程度にとどまる。ここまで素早く対応し、かつ無差別に行われている様子を見ると、あらかじめ準備されたものとしか考えられない。かつて、暴処法で11名が逮捕された時も全く同様の行為が行われており、明確に警察権力はこの運動の破壊を狙ったものである。
 ストーカーやDV対応などには重い腰を上げないという怠慢をさらけ出しておきながら、政治的な弾圧には手が早いという事実は、逆転も甚だしいところである。少なくとも人権の侵害を受けた者への対応を強化しろ!

 以上のように、本事件はあらかじめ仕組まれた事件であり、警察及び大学当局の言に何ら正当性などなく、向こうにとって不都合な真実を隠蔽し、都合のいいように歪曲するためだけに引き起こされた事件である。もうひとつ付け加えて言うならば、官憲の弾圧を持って学生の自主的な行動を一切認めないという態度の表れであり、憲法において民主国家を語る日本において、最もあってはならない事件である。一刻も早い謝罪と6学生の釈放を要求する。

 大学は声明でこう言うだろう、「学外者が違法行為を働き、警察によって逮捕された。今後もこのようなことを防ぐため、一切関わるな」と。
 では問おう、「自由と進歩」を掲げているのは誰であろうか?「自律的・批判的な目を持ち、社会に立ち向かう若者たれ」といったのは誰であろうか?

 ※↑このひと
 そして、今ここに起きている現実に目を背けることを教育としたこのあり方は一体なんなのか?政治活動も立派な自立的な活動であり、それがどのような思想を持っていようが、多様な価値観の共存と自主的な社会運営に民主主義の真髄がある。これを認めないことは、現代までに築かれてきた歴史をすべて否定するものである。
 我々はあらゆる手段を使う。もちろんこちらの提訴による裁判闘争も範疇にある。こちらは向こうが謝罪し、土下座をして二度とこのようなことをしないと確約させるまで闘う。絶対に後悔させる。そしてこの逮捕を後悔させ、二度とやらせぬことを確約するまで、運動を継続する。
そして、法政大学の学生の皆様には、この記事を見て、文化連盟が一体何者なのかということを自分の目で判断して欲しい。実態を知らないうちに批判を行うのは、愚か者の行うことである。自分の目で見、感じたことは、決して嘘をつくことはない。
以上
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Author:文化連盟
1959年創立の法政大学サークル連合。2008年3月に非公認化。活動理念は「自主文化創造」。本業のサークル活動に邁進しつつ、2006年3月14日以来延べ126名の逮捕者、34名の起訴者と13名の処分者を擁する監獄大学爆砕へと学生運動も同時並行。直接行動系。ゆとり世代代表。愛は強し。

2012年5月31日、東大ポポロ座に続き暴処法を粉砕し無罪を勝ち取る。もはや敵なし。俺たち最強。

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